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交流会報告

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2014年6月度交流会(第81回)報告

日時 平成26年6月17日(火)18:00開場 18:30例会開始 21:40終了
場所ホテルローズガーデン新宿 別館「ローズルーム」
参加者42名
懇親会ホテルローズガーデン新宿 本館「レストラン・チャオ」
懇親会参加者28名

2014年6月度交流会(第81回)報告

司会挨拶

【梅原幹事より】

皆様、こんばんは。

定刻となりましたので、2014年6月第81回東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部、講演会を始めさせていただきます。

本日司会をさせていただきます、シナゲートの梅原です。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

本日は、名古屋から東新住建株式会社の深川会長をお招きしてご講演をいただきます。
深川会長、本日はお忙しい中、ありがとうございます。
どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、まず始めに、会長の北岡よりご挨拶をいたします。

会長挨拶

【北岡会長より】

会長挨拶

皆様、こんばんは。

今回は、「マサカの坂を乗り越えて」というタイトルで深川会長にご講演いただきます。

深川会長は、売上1000億を超える上場企業を経営されていましたが、
経営には何が起こるか判らないということを、ご自身で経験されました。
そういったご経験のお話を伺うことで皆様には勇気を持って経営に取り組んでいただきたいと思い、今回お願いをした次第です。

それでは、深川会長、よろしくお願いいたします。

講演会

「マサカの坂を乗り越えて」
講師:東新住建株式会社 会長・創業者 深川堅治氏
●経営には、上り坂、下り坂の他に、マサカがある!

「マサカの坂を乗り越えて」講師:東新住建株式会社 会長・創業者 深川堅治氏

平成10年に売上10億で上場し、10年で1000億まで成長させた。
従業員も1000人を超え、財務内容も良かったので、つぶれることはない、と思っていた。

●しかし、上場してから思ったことは、上場のマイナス面として、
上場=OPENなので株主に対する対応(視点)が増え、お客様に対する思いが薄くなった気がしていた。
●プラスの面では、上場していたので、個人保証が無く、自己破産しなくて済んだということ。
●なぜ、順調な会社が民事再生になったのか?

上場後、メインバンクからの出向者を受け入れ、金庫番として働いてもらっていたが、2007年10月に米国でサブプライムローンを引き金にした信用不安で、金融機関が混乱。

これはマサカの始まりではと感じて、役員会でも「まさかがあるから気を付けろ」と注意を喚起していました。(これは議事録にも残っている)

●半年後、気がついたら金庫にお金がない!口座も残高がゼロ。

何と、金融機関からの出向者2名が、勝手に返済を進め、口座からお金が消えた。

メインバンクが、米国の混乱の影響を受けないために、貸しはがしを行った、ということ...。

メインバンクのそういった行動は、他の銀行(地銀や信金など)にも大きく影響し、資金がなくなった。

●銀行は、融資先にあるお金は、銀行のものだと思っている。

会社の中にあるお金は、自己資金もあればお客様から預かっているもの、業者にお支払するものなど、いろいろなお金があるのに、銀行のエゴですよね。

●「楽観バイアス」

「マサカの坂を乗り越えて」講師:東新住建株式会社 会長・創業者 深川堅治氏

いま、口座にお金が無くなったとお話してますが、人間は想像を超えたような事態は起きないんじゃないかと「楽観バイアス」が働くんです。

「そんなこと、自分には起こらないはずだ・・・」なんて、根拠のない想いで・・・ぜひ、みなさん楽観バイアスを克服するための訓練をしましょう!

●民事再生を選択

会社から現金が消えて、民事再生するか倒産するかを決めるわけですが、さすがに倒産はできない。

会社はわが子と同じなんですよね。殺せない。そこで再生に向けて動いたのですが、まあ銀行は冷たい。

●実はアライアンスの話も、調印直前まで行ったんですが、株価の下落が原因でご破算。1月についに、民事再生の申請をしました。

以前から、ブランド力は資産と思い広告を打ったりしていたこともあり、申請の記事は扱いは1面TOPでした。

●10日で10億

申請はしたものの、従業員の給与や社会保険の支払をしないと申請はOKにならないんです。

従業員1000人の給与約8億、プラス社会保険用の資金を不眠不休でかき集めました。

幸い、社で所有していた不動産の売却を中心に資金を調達し、申請OKとなったんです。

●それができたのも、1つは社会保険事務所は、通常は不動産を担保に取るんですが、今まで多くの社員を雇用し、保険料も支払っていただいてきたので、今回は担保を取らなかったんです。

これは本当にありがたかった。

●もう一つは、くすりに頼らず耐えたこと。不眠不休といいましたが、まず眠れない。
そうすると睡眠導入剤などで、睡眠時間を確保する人もいますが、私はそういったものには頼らなかった。

戦いなので、とにかく耐えて頑張った。薬を飲んでいたらボロボロになっている。

●非常識が成長の元。なぜ再生したか。

再生が始まって感じたことは、非常識な体験が、成長を促進するということでしょうか。

そんな中で、回復できたポイントは次の4点だったと思います。

  1. お客様を救う:受注していた物件は全棟建築したことで、お客様の信頼を得た。
  2. 柔軟性:非常識な経験が糧になり、成長した。
  3. 会社が可愛そうという想い:何とか、わが子同然の会社を助けたいという想いがあったから。
  4. 別会社の活用:親会社は信頼がなくとも、子会社は健全だったので子会社で営業することができた。
●どん底には底があるが、厳しかった再生の道

言ってみれば、どん底の底に付けば、あとは上がるだけなんです。
強い気持ち、決意も持ってすれば、道は開ける。

でも、本当に1年間は厳しかった。ます、人が採用できない。
社員は減っていく。

求人誌なんかもひどいもんです。散々出稿していたのに、掲載してくれない。中日新聞さんだけが、掲載してくれたおかげで徐々に採用ができるようになった。

●他にも、先手を打って取り組む活動をしたり、まじめ化とか全員掃除とか、立って会議したり・・・いろいろやりました(笑)

そんな中で、経営者は、社員に気合いを入れないといけない。

どうやるか?2つの方法をお教えします。

  1. 柏手を11回打つ
  2. 自分の名前を大声で10回連呼する

これは実際やると、気合が入りますので、ぜひ使ってください。

●最後に、経営はやっぱり Never Give Up!

次の3点を参考に、ぜひ良い会社を目指してください。

  1. お客様のことを想って進める。
  2. 不測の事態を想定した訓練をしておく。
    再生や破産を具体的にイメージして対策してみる。
  3. 無借金経営を目指す。

「マサカの坂を乗り越えて」講師:東新住建株式会社 会長・創業者 深川堅治氏

(質疑応答でのポイント)

銀行から借りたお金は、借入先以外の口座に移動した方がいい。
(とられない)
中小企業であれば、信用金庫がいいのでは。メガはダメ。

【司会より】

本日は、深川会長、貴重なお話をありがとうございます。
あらためて、皆様、深川会長に盛大な拍手をお願いいたします。

次回のご案内(富田幹事)

次回の7月15日は、通常のビジネス交流会です。
会員各社の「企業発表」を行います。ぜひご参加ください。

 ●日時:7月15日(火)18:30~
 ●場所:同じ場所です!

懇親会・交流会

講演終了後、20時から懇親会・交流会です。
ソニー生命の松岡さんのご挨拶、乾杯で始まり、講演会場ではできなかった初参加の方の、自社PRやご挨拶などで大いに盛り上がりました。

ということで、今月も活気あふれるTMBC懇親会・交流会でした。

また、来月もお待ちしております。

東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部
編集 事務局
文責 山本 憲宏

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